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アルファベット

アルファベット

広義であるところには表音文字の一定の文字体系全体をいうが、普通にはローマン・アルファベットをいう。希臘文字のアルファベットの、始めの2つの文字、ΑとΒを語根とする。

ローマン・アルファベット

ローマン・アルファベットラテン語の表記のために生まれた文字であり、AからZまでの26文字(大文字)に、小文字という異体字を備えている。その体系はラテン語から影響を受けたヨーロッパ諸族語にくわえて、種々の言語で用いられており、言語によっては、母音を示す語の部分に声の調子を示す符号が付け加えられる(cf. アクサン、ウムラルト、etc.)。その起源は詳らかでないが、エトルリア人の文字が起源とされ、更にそのエトルリア文字はフェニキア人や希臘人の文字を導入したものであるとされる。ローマ人はその文字を石に刻み、トラヤヌス帝の凱旋門に刻まれたアルファベットは著名である。

小文字は大文字を崩されて書かれたことに生の端を発するが、現在に至るまでは複雑なので略す。その間としては、ゴシック体などがあったことだけ書き記しておく。

ローマン・アルファベットの書体

活字としてのローマン・アルファベットは、通常、Serif、Sans Serif、Scriptの三つに大別され、そのほかに、Gothic、Displayなどの、上の三つに当てはまらないが、それなりの分野をなすものがある。

Serif

Serif書体は、Roman書体とも呼ばれるとおり、イタリアルネッサンスを背景に誕生した書体で、ルネッサンス当時にヒュマニストらによって使われていた筆記書体を基に活字化されたのである。イタリアのAldus Manutiusの印刷所で使われたのが最初といわれる。italic体は、教皇庁で使われていた草体を基に活字化されたものである。Roman体の萌芽はトラヤヌス帝石碑に代表されるローマ碑文に求められている。

手書きに近く、視認性や親和性が高いとされ、今日まで基本的な書体の位置を確保している。

Venetian, Old Roman

最初期のRoman体でイタリアで開発されたものをVenetianといい、少し時代を下った時代に開発されたものをOld Romanと呼ぶ。

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