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大学は同じで国語学をともにやり異体字研究に従事しているというのは、なんらかの接点を見いださないでいられましょうか(それで、どうということもないのですし、杉本の「方言さえきちんと記述できない文字になんの意味があるのか」という多少無茶のある発言(出典はありますが手許にないので後日)はしていないように思いますが)。でも謝辞とかを本に書いていないのは学統ということでしょうか。
訓読みに対する笹原の見方(笹原『日本の漢字』岩波書店《新書》、2006.1、pp. 190-192など)は白川静(『漢字百話』『文字逍遙』などにあり)とは全く異なると云ってもいいのではないでしょうか。私はこれについては白川のほうを支持しますが。それにしても、『日本の漢字』の帯の、「空海も西鶴も、町の自転車屋さんも」を受けて「だれもが」と続くのは気色悪いなあと思います。
師弟です。が2006/09/15 21:00いわゆる指導教授と弟子というレベルでいうなら、この二人は確かに師弟関係ですよ。笹原氏は杉本氏のもとで修士論文を作成しました。しかし、二人は人間的にも研究者としても馬が合わなかったようで、笹原氏の研究活動はかなり孤独なものであったと推察します。