築竹な日々 このページをアンテナに追加 RSSフィード

本の活字による分類は2005-04-09にあります。
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2006-01-29不思議 このエントリーを含むブックマーク

tonan's blog: 岩田母型のベントン用版下のラインナップにおいて、大熊肇(トナン)さんが岩田母型の書体についての当事者からの聞き取り結果を一部明らかになさっていらっしゃいます*1

S, Tと伏せたことにすらならないようなのから作られた岩田の書体は、しかしたしかに岩田の書体には相異がなくて、そこがどこに起因するかと思えば、やはり媒体を替える際のロスに手を加えるうちにうまれたのだろうとしか考えようがないようです。1950年代の著作権を巡る状況はなんともいえないのですが、書体の自然人、或は法人への帰属意識が薄かったことは、改良への道がより開かれていたのだともいえます。Sの8ポイント活字から、日本の書体を代表していい二つの字、岩田母型と精興社のが出たということは特筆すべきことです。

しかし、岩田のひらがなにバージョンが見られるというのは、この聞き取りからはどうしてなのかが不明です。電子書体、写研書体は明らかにSの8号の翻刻からは直接に得られなく、しかしSの4号の翻刻であるところの14ポイントとも異なっていて、まだまだわかっていないこともあるなとおもいます。

*1:聞いたところによるといずれ書籍が刊行されるとかなんとか?

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