築竹な日々 このページをアンテナに追加 RSSフィード

本の活字による分類は2005-04-09にあります。
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2005-05-23読み このエントリーを含むブックマーク

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築地活版の後期体に当たる六号の、「イ」の復刻を例に、読みの問題のメモ

左から、スキャン画像、二回目の線引きによる線、一回目の線引きによる線です。一回目の線引きでは、概ね黒い部分をそのまま受けて、字のパーツごとになぞり、二回目の線引きではマージナルゾーンを考慮して、同様に字のパーツごとになぞっています。マージナルゾーンの考慮(黒い部分を極力はみ出さない、カーブの内側は滲みになりやすいなど)、及び、極力少ないコントロールポイントでの線描を心がけた結果、やけに細い線ができてしまいました。マージナルゾーンの考慮の内訳の、黒い部分を極力はみ出さないを忠実にしすぎたのがいけないのだとも思うのですが、かといって、インクが足らないで細すぎるところも、どれほどの太さを持たせたものなのか、印面からは想像がつかないように思われて、どうしたものかと思うのです。

小宮山さんは五号活字の小書きがなに六号のかなを復刻していらっしゃいますが、私より相当太く解釈していらっしゃるのは、どのような判断に基づくのだろうと、自家製のフォントと比べながら、首をひねっています。

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